童画家たなかかおる
制作風景(アトリエにて)
たなかかおる

 1954年岩手県盛岡市生まれ。幼少より絵を描きはじめ、読書を好む。学生時代は国文学を専攻。77年結婚のため鳥取市へ。
78年より10年間にわたる闘病生活の中、絵本の魅力にとりつかれ、88年自宅に家庭文庫「たんぽぽ文庫」を設立。多くの子ども達に絵本の読み聞かせ通して夢を広げはじめる。
1989年、「NTTふれあいトーク大賞」エッセイ優秀賞受賞。
1990年、読売新聞「心に残る医療体験全国コンクール」エッセイ入賞。同年、病室で書き綴った手記エッセイ「一号室の窓から」がNHKディレクターの目にとまり、NHKドキュメント番組「ぐぐっと人間ドキュメント」として全国放映される。
1997年より童画家として毎年の個展活動のほか、「アトリエかおる絵の教室」を主宰する。その柔らかいタッチの画風で、子ども向けや人権をテーマにした印刷物への依頼が多い。99年より5年間、鳥取大学教育地域科学部非常勤講師。04年より鳥取県立聾学校特別非常勤講師。「ヤママユ」短歌会同人。
 02年より1年間、日本海新聞「潮流」欄執筆。04年1月より3年間、日本海新聞にエッセイ「アトリエの窓から」月2回連載。06年12月に初のエッセイ集『アトリエの窓から〜一号室の窓から』を全国出版。
 2009年秋より米子市のカフェ・パナデリーアで「ちいさな童画展」を毎年開催。
 2012年より「童画展」と「アトリエ生徒作品展」を毎年同時開催。
 2014年2月より、重度の心内膜炎および心臓弁膜症手術のため入院療養。
2014年8月、アトリエ教室再開。10月、米子の「ちいさな童画展」で画業復帰。
2017年3月、米子百花堂で「童画展inよなご〜春のほほえみ〜」開催。
2017年11月、鳥取市民美術展で市展賞受賞。

 
◆このエッセイは、2006年12月に出版されたエッセイ集『アトリエの窓から』に掲載されていないものです。
エッセイ集「アトリエの窓から〜一号室の窓から」
2006年12月発行 1,575円(税込)
Part1「アトリエの窓から」
現在、童画家として絵の教室の子ども達とのふれあいから生み出された、癒しと勇気を与えられるエッセイ集です。
Part2「一号室の窓から」
著者の生きる原点ともなった、10年にもおよぶ闘病時代に病室で書き綴った秘蔵の手記です。

一人の人間の半生の中で、先の見えない闘病生活を主治医とともに乗り越えた時代と、そして今を生きる姿がオーバーラップして響きます。

■発行以来、子ども達の教育に関係する方々からの問い合わせや、生きることへの心の支えになったなど、たくさんのお手紙をいただき、講演にもあちこちから声を掛けていただきました。